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2018年 10月 04日 ( 1 )

はなちゃん・・・2ヶ月たちました

もう2ヶ月たちました。
この間、ふうちゃんにかかりっきり。
この1ヶ月は気持ちに余裕がなかったかもしれません。
しかし、先日ふうちゃんの検査結果が良性だったことで、大きく息をして心に余裕が出来たような気がします。

はなちゃんが我が家にやってきたのが2014年6月8日。
その時のことは当時この日記にも書きました。

不安でいっぱいな表情。
人が怖くて怖くて仕方がないという表情をしていました。

身体が不自由で、病院へ通うたびに新たな病気や障害もみつかりました。
しかし、その都度本当に治療頑張ってくれました。
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4回目の誕生日を迎える少し前の6月1日。
心臓の具合も落ち着き、安定していると喜んでいたのもつかの間、はなちゃんの容態が急変しました。
息の粗さと発作。急遽診察を受けました。
軟口蓋の過長か、もしくは軟口蓋にポリープが出来ている可能性がある。
首周りをずいぶん触診されて、首周りと断定されました。
ステロイドなどの服薬にて5日間様子を見ることに。
服用後の息遣いを観察するように言われました。
服用したことにより、息遣いが安定したときは心臓の可能性があるとのことでした。
服用しても変化のない場合は、次回診察時に、麻酔をかけて、目視で口腔内の異常を探すということになりました。
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5日がすぎ、薬の服用前と全く変化がなかったため、6月7日午前中に血液検査、レントゲンなどの検査をし、午後からは麻酔をかけて口腔内の診察をすることになりました。
軟口蓋の過長の場合は切除するとのことでした。
パパは当日のすべての検査に立ち会いました。
午前中に行ったレントゲン検査と血液検査の結果は非常に良好。
気管も以前より広くなっている。
心音もとても良好でした。
午後から、麻酔をして目視で確認することになりました。
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麻酔注射の後、口腔内を診察。
喉の奥、軟口蓋の付近に腫瘍を目視で確認。
気管の入り口を一部覆い隠すようになっている部分もあるが、完全に気管をふさいでいるわけではない。
しかし、今後より大きくなってきた場合、完全に気管をふさいでしまう可能性があり、その場合呼吸が止まる。
応急処置として空気の通り道を作るしかないが、応急処置であり、またすぐに繰り返すとのこと。
腫瘍は出血しているところもあり、ただれていることを確認。健康な部分と比較して硬くなっているのをパパも触って確認しました。
検査しないと確定ではないが、「扁平上皮ガン」との診断。
この位置は外科手術で取り除くことは不可能。
放射線治療と抗がん剤治療もあるが、この状態では効果が薄いとの先生の見解。
パパが立ち会い、はなちゃんの現状をすべて目の前で確認しました。
約2週間持続する抗生剤を注射。消炎鎮痛剤を1日1回5日分処方されました。

先生のご紹介で高度医療を受けることのできる、大阪府立大学獣医臨床センターにて精密検査を行うことになりました。
客観的にどの部分にどの程度の腫瘍が存在するのか。
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6月21日に最新治療が出来るという希望をもって、大阪府立大学獣医臨床センターへ行きました。
造影CTにより、軟口蓋に腫瘍があることを確認。
また肺(5ミリぐらい数個)と腫瘍周囲リンパ節に転移がある(4か所)とのことでした。
現状において「ステージⅥ」の末期癌。
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また、精密検査の中で、私たちの知らなかったはなちゃんの過去を知ることになりました。
はなちゃんは保護される以前の劣悪な環境と食生活で過ごしていたことにより、正常に栄養が吸収されず体に栄養素が供給されにくい体になっていたとのこと。
食生活を含め、生活環境が相当悪かったのでしょう、ということをおっしゃっていました。

生検結果は1週間~10日後に結果が出るとのことでした。
後日、検査結果が出て、主治医の先生の最初の見立て通り「扁平上皮癌」でした。

軟口蓋とリンパ節の腫瘍が大きくなって気道を塞ぎ、窒息死する可能性がある。
リンパ節部分を外科手術で切除し、軟口蓋の腫瘍部分へ直接放射線を当て腫瘍を小さくし、気道を一時的に確保したとしても、肺の転移巣があるため、いずれはDIC(播種性血管内凝固症候群)をおこして肺癌で亡くなる前に死亡するとのことでした。

放射線治療は気道をふさぐ腫瘍部分に直接放射して気道を確保することが目的であり、現状において増殖する癌細胞を抑えることはできず、完治を目標とする治療は不可能とのこと。
外科手術は主治医の先生と同じで不可能。
余命診断は長くて3ヶ月。

放射線治療をしてもしなくても、最後は苦しい思いをすると思うので、安楽死も選択の一つ。
このようなお話をされました。

はなちゃんとふうちゃんを車に乗せ、駐車場で泣き続けました。
有効な治療がない・・・余命3ヶ月・・・
どうして・・・どうして・・・
はなちゃんにだけこんなに酷な運命を背負わせるんよ!
ひどすぎるじゃない!
どうしてなんよ!
はなちゃんが何をしたんだっていうんよ!

病院からの帰路・・・ぼーっとしながら車を運転し帰宅しました。
今思えば、自動車が半自動運転の車で良かった・・・事故を起こさなくて・・・

帰宅後、家族全員で何度も何度も話し合いました。
毎日全員そろって、いろんな話をしました。
日によってみんなの考えが二転三転した日も何度もありました。
それだけみんな真剣にはなちゃんのことを思い考えていたのだと思います。

家族全員で出したこと・・・
放射線治療や抗がん剤治療などの先進治療を行わないことにしました。

大阪府立大学での検査の際、はなちゃんが私の手から医師の手に移した瞬間、表情が恐怖に満ち満ちていったのです。
抵抗するが、恐怖で声が出ない。
私たちでさえ見えない奥の治療室にその姿が消えるまで、「助けて!」と言わんばかりの表情で抵抗し私たちの方を見続けたのです。

治療の度に全身麻酔をかけ、怖い思いをしながら治療を続ける・・・
人は怖いものではないということを、最後まで持たせてあげたかった・・・
はなちゃんの生涯を恐怖というもので終わらせたくなかった・・・
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はなちゃんは手作りのごはんを毎日美味しそうに食べていました。
とても幸せそうな表情で、毎日毎日ニコニコ笑顔で食べていました。
この唯一のはなちゃんの楽しみを奪いたくなかった・・・
(亡くなる当日まで、美味しそうな表情をしながら毎日手作りのご飯を食べてくれました。)
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そして、何より・・・私たちのそばから片時も離れることなく、一緒にいてあげたかった・・・
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はなちゃんが亡くなるまでの2ヶ月間、パパはお仕事をセーブして、はなちゃんにつきっきりで過ごしました。
パパのお客様は、皆さんパパの思いを察してくださり、ご協力くださいました。
本当に感謝の思いでいっぱいです。
お姉ちゃんも大学院での研究も一段落したので、パパと一緒に看病しました。
ママもお仕事が終わるとすぐに帰り、はなちゃんのそばにつきっきり。
名古屋に住むお兄ちゃんも休みの度に帰ってきてくれました。
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はなちゃんは確定診断後も亡くなるまでの約2ヶ月間。
窒息による発作が無数に起きました。
その都度、抱き上げて頭に負担がかからないように優しく体を揺らして窒息状態を回避しました。
最初は2時間おきぐらいに・・・少しずつその間隔は短くなり、亡くなる2週間前からは、10分おきに窒息による発作は起こりました。
そして、睡眠をとることが出来なくなりました。
はなちゃんと一緒に起きていたので、当時パパはほとんど眠っていませんでした。
大切な家族のためには、気持ちが入ると眠らなくても頑張れるものなのです。
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そして、2018年8月3日。午後3時33分。
はなちゃんは息を引き取りました。
家族みんなに抱かれて息を引き取りました。
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いっぱい泣きました。
泣いても泣いても涙が途切れることはありませんでした・・・

どんな治療方法を選択したとしても、後悔するのはわかっていました。
しかし、最初に決めた通り、はなちゃんのそばから片時も離れることはありませんでした。
ずっとはなちゃんに、私たちを感じさせてあげることが出来たと思います。
そして、私たちもまた、はなちゃんを感じ続けることが出来ました。

私たちの選択は、私たちとはなちゃんにとって、これでよかったのだと思います。

はなちゃんの最期を看取り思ったこと・・・
家族はそばで居続け、そして思い支え続け、見守り続けるからこそ家族なのですね。
大切さを再認識しました。
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はなちゃん・・・これからもずっと一緒だよ・・・
家族な~んだもん♪

はなちゃん!だ~いすき♪

by yasunori1113 | 2018-10-04 23:33 | ☆ はなちゃん | Trackback | Comments(0)

毎日同じようなことの繰り返しかもしれません。 辛いこと、楽しいこと、大切な想い出を振り返ること… 人は想い出を作り続けるために生きているとずっと思い続けています。 だから、微笑み、喜び、泣き、落ち込む。 それは、次の想い出のためだと信じています。


by メイちゃんとふうちゃんとはなちゃんとりんちゃん
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