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日本最古の四天王、降臨!法隆寺金堂展―奈良国立博物館

奈良国立博物館」で行われています、『法隆寺金堂展』に行ってまいりました。
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久しぶりの奈良です。とても暑いですが、世界遺産奈良公園は夏休みということもあり観光客でいっぱいです。『法隆寺金堂展』が催されているということで、いつも以上に奈良公園周辺は活気に満ち溢れているようです。
6月14日の『法隆寺金堂展』の開催以来、是非とも奈良に足を運びたかったのですが、なかなか行くことができず、ようやく終了間際に行くことができました。
私のお知り合いの方に、大変ありがたいことに招待券を頂き、こんなに嬉しいことはありません。まことにありがとうございました。
『法隆寺金堂展』へは中学生の子どもたちを連れて三人で出かけました。
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開館時間を少し過ぎた頃に奈良国立博物館に到着しました。まだ、朝早いということもあり、並ぶこともなく入館することができました。
入館券を受付で渡し、解説用のヘッドセット一式を借り、中に入りました。
階段を上り、展覧室へと…あっ!
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≪持国天≫
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≪多聞天≫
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≪広目天≫
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≪増長天≫
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≪阿弥陀三尊像≫
≪以上 「国宝 法隆寺金堂展」奈良国立博物館≫より引用させていただきました。

法隆寺金堂の阿弥陀三尊像と四天王が正面に…
それも、四天王像が横一列に展示されています。
圧巻の展示です。ガラスケースに入れられることなく、一番前に近づくと約1m位の距離に四天王像が…それも、前後左右と法隆寺では絶対に見ることができないすべてのアングルから阿弥陀三尊像と四天王像を見ることができます。おそらく、このようなアングルで阿弥陀三尊像、四天王像を見ることができるのは二度とないかもしれません(現実に、そろって寺外に出るのは史上初めてなのです)。
法隆寺と奈良国立博物館の方々に敬意を表します。
まさか、このような展示の仕方をしていただけるとは…
本当に圧巻の一言です…。

法隆寺の四天王像は数多くある四天王像とは明らかに一線を画しています。
あまりにも気品があるのです…。
数多くの素晴らしい四天王像はございますが、まことに勝手な言い分ではございますが、この四天王像は別格です。
私の抽象的な表現より、岩田茂樹氏「国宝 法隆寺金堂展 法隆寺金堂四天王像の諸問題」の一部文章をここに紹介させていただくほうが良いと思いますので引用させていただきます。

持物とわずかな腕のかまえのちがいを除けば、驚くほど相似した四体であることに気づこう。
本体の像高は各一三〇センチ余に過ぎないが、邪鬼と岩座を合わせれば二メートルに近く、頭光があり、さらに三軀の像では戟(ゲキ)が高く頭上に伸びるため、各像の占有する空間は予想以上に非常に大きい。側面観では、両肩を後ろに引き、腹部を前にせり出させ、ゆるやかなS字形のラインが見える。この姿勢は同じ法隆寺の救世観音像や百済観音像などに共通し、飛鳥彫刻の特徴といってよい。体軀の奥行きは救世、百済の二観音に比べて厚く、両腰から垂下する天衣(てんね)が広い面を側方に向ける点も、三次元的な視覚を前提とした表現で、七世紀前半の仏像様式の主流をなした止利派(とりは)のそれを一歩進めたものであることは、これまでにも指摘されたとおりである。
再び正面に戻ると、邪鬼と岩座は末広がりのフォルムが万全の安定感を創出し、その上の天王像は柱のように静かに佇立する。円形の光背は輝く日輪を想わせ、それらを貫いて伸びてゆく戟や宝塔は、虚空を目指して射された光条のイメージを導く。

以下は原文をご覧ください。とてもわかりやすく解説、提議されておられます。
このブログを書き終わる頃にはもうまもなく閉館の時間を迎えることでしょう。
この法隆寺金堂展をご覧になることができなかった方は、法隆寺に足を運ばれて法隆寺の金堂に鎮座される阿弥陀三尊像、四天王像をご覧になられることをお勧めいたします。
やはり世界遺産、世界最古は伊達ではありません…。
このあと、東大寺にもまいりました。
世界遺産『奈良』はまたのブログで書きたいと思います。
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by yasunori1113 | 2008-07-21 16:24 | ☆ おさんぽと旅 | Trackback | Comments(0)

毎日の生活の中で色んなことがあり、愉しいこと辛いこと…たくさんあるかと思いますが、毎日を淡々と生きて行けたなら…そんな思いでブログを綴って行こうかと思っています。


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